ソニー・太陽株式会社へ見学に伺いました

大分のソニー・太陽株式会社へ見学にお邪魔させていただきました。

1978年に日本で9番目の特例子会社として生まれたソニー・太陽。

隣には、設立の基となった「太陽の家」が現在も運営しています。

現在174名の方が在籍し、その内の110名程が障がいを持った方が働いているとのこと。

県内以外からも多くの方がソニー・太陽で働くために移住されている、本格派の職場でした。

当日、私たちを案内して下さった吉田さんも障害のある社員の内のお一人で、M1グランプリ出場経験あり。

福岡の視覚支援学校から初めて大学進学をされたというやる気に満ち溢れた方でした。

社内を見学させていただいたのですが、一人一人が製品と向き合って、脇目も振らずに仕事に没頭している様子が印象的でした。

ソニー・太陽さんの企業理念

「世に身心障がい者はあっても、仕事に障害はありえない、身障者に保護より働く機会を」

ー社会福祉法人太陽の家創設者 故 中村 裕(ゆたか)博士

「障がい者の特権無しの厳しさで健丈者より優れたものを」

ーソニー株式会社 ファウンダー 故 井深 大

は、創設から40年が経っても色褪せることなく引き継がれており、

働く障がい者のトップランナー、職人の集まりといった職場で、大変刺激を受けました。

後半は勤続30年のベテランの方とお話する機会をいただき、これまでの苦労話をたくさん聞かせていただきました。

50歳を超えて、今年初めて車椅子マラソンに挑戦するとのこと。

仕事以外にも、生きがいを見出してチャレンジする姿を後輩社員に見せていきたい!とおっしゃられていて、こういった方達がこのソニー・太陽のDNAを後輩へ引き継いでいるのだと、現場に伺ったからこそ知れる、働く人の心の伝承を感じられました。

宮崎、大分とお隣の県なので情報交換をさせていただきながら、ワクワクすることができればと考えています。

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