メールマガジンVOL.7

皆さま、こんにちは。
皆さまに弊社の活動を知っていただき、障がいのある子ども達や大人の“働く”の現場を身近に捉えて、障がい者の“働く”にさらに関心を持ってもらい、皆さんとその環境を活性化していくために、メールマガジンを発行させていただいております。
末長く宜しくお願い致します。

−最新ニュース&お知らせ−
コロナワクチンの接種が宮崎において順調に進んでいますね。
皆さんご存知の通り、医療従事者等、高齢者、基礎疾患を有する者、高齢者施設等の従事者、その後、それ以外の者と順次接種が進んでいく見通しが立てられています。
宮崎市においては、「障がい福祉事業所等」も優先的に接種が進められるよう準備が進められている様子です。
障がいのある方が働く一般企業や就労支援施設においても、基礎疾患に該当する方が多くいるため、この1年半はコロナ対策に気を張り詰めていましたが、徐々にゴールが見えてきて、少し安堵しながらも、感染症対策に抜かりがないよう私共も気を引き締めて毎日を過ごしています。
一方で障がいのある方は、変化が苦手な方が多いため、この未知のウイルスに対してワクチン接種をすることへの抵抗や不安が多い方も、健常の方より多くいるように見受けられます。
家族や同僚が接種する姿やその感想、最新のワクチン情報を積極的に伝えていき、各々、接種するか否かの的確な判断に繋げていっていけたらと思います。

●放課後等デイサービス Good Jobs(グッジョブ)
5月はコロナの緊急事態宣言が発令され、十分な消毒、マスク着用を徹底し、感染対策に努めてきました。また、通所に不安のある児童はオンラインでの活動参加などを行っています。
5月は外出行事を予定していたのですが、コロナの影響で中止となりました。
そのような中でも、子ども達が何か楽しく取り組めるものはないか探したところ、航空会社のJALがオンライン見学会を開催していたので、グッジョブに通所している児童とコロナで通所に不安がある児童はオンラインでつなぎ、皆でオンライン見学会に参加しました。
普段は入れないような飛行機の場所や飛行機に関するクイズなど知らないことを学び、「おー!」と反応する児童もいました。
コロナ等で環境が変わって何もできないと思うより、その中で何かできることはないかと行動することは「状況を打開する」という観点からしても子ども達に身に付けてもらいたいです。これからもスタッフ一同創意工夫して取り組んでいきたいと思います。
グッジョブは現在定員10名に達しておりますが、見学・体験は随時受け入れております。
利用希望の場合は空きが出た際に、順次お声かけしています。

●就労移行支援事業所 Blue Ocean(ブルーオーシャン)
ブルーオーシャンの木下です。
今年もジメジメとした季節がやって参りました。
皆さん体調はいかがでしょうか。
さて、ブルーオーシャンでは昨年度より毎月1回MVP発表会を行なっております。

MVP発表会とは弊事業所に通う生徒が当月の成果を発表する場になります。
今年4月までは、「自分が当月に行ったこと・行ったことで苦労した点・苦労を克服した方法・来月の目標」という内容で発表していました。
5月からは発表スタイルに変更を加え、PDCAサイクルを中心とした資料作成・発表を行なっています。
PDCAサイクルとは「Plan:計画、Do:実行、Check:検証・改善、Action:再実行」の頭文字をとったものです。PDCAサイクルは企業で仕事を行う上で必ず必要となる力になってきます。
何をするにおいても、必ず計画を立て実行し、実行結果を振り返り、再実行を行う力を身につけておかなければなりません。生徒には就労のためには勿論ですが、社会で生きていくためには必要なスキルだということを伝えています。
弊事業所に通う生徒がどのようにPDCAサイクルを行なっているのか気になったら、ぜひブルーオーシャンまで問い合わせをお願い致します。
また、MVP発表会は見学も可能となっておりますので、ご希望の方はご連絡ください。
お待ちしております。

−その他−
●募集
社員、アルバイト募集
就労100パーセントに向けて想いを共にできる方、ご紹介頂けましたら幸いです。
・グッジョブ指導員(保育士、児童指導員、作業療法士・理学療法士、精神保健福祉士)
・ITエンジニア(ホームページ作成やアプリ作成)
●学生インターンシップ募集
大学生、全国から募集しています。又、一芸がある高校生、事情があって中途退学をしてしまった人、障がいがあっても、どんどん高みを目指したいと思う学生も可能です。
インターンをして得られるものは、障がい者が働くことへの世界初のカリキュラムを体感、ベンチャー企業ならではのスピード感、世の中を変えてみたいという熱い気持ち、地球規模の考え等々。
●ボランティア募集
グッジョブ、ブルーオーシャンで障がいのある子どもや大人と接し、自身の知識や経験を共有してくださる方、また障がい者が働くことに何らか貢献したい方、どなたでも活動へのご協力お待ちしています!

−はじめじいじの格言−
GDPを上げると幸せになる。先進国はそんな時代が終わり
環境、物を使い続ける、シェア、ダイバーシティとう概念が新しい時代を作っていく丁度今折り目にいる。
本当の先進国が目指すべき幸せな姿は?
これが今世界の先進国らが抱えている課題ですね。
さて、視点を森から木に移してみましょう。

じいじの格言
((アイテム)を掘り起こし、多く持つ。
選択肢を増やす事が幸せにつながる)
幸せって何?
人は日々幸せを追っているはずなのに?
この問いに関しては千差万別の答えが返ってくる。
大方、2つに分かれる
家族や友人との愛情の類と、仕事や経済や生活の類。
もちろん、お金は無いよりはあった方がいいのだが…。
この経済の部分をじぃじなりに要約すると様々なシーンにおいて
選択肢の数が多い方がより幸せ度が高いとわしは思う。
食事でも旅行でも仕事でも選択肢がない。
もしくは選択肢が1つしかないというのは極めて苦しい気分になる。
しかし、なんでも選べるという状況は、選択する前に幸せ度を感じる事が多い。
そういう視点だと
働くという時の選択肢が多い程、幸せ度が高いのであろうと思う。
例えば東京大学の大学生が官僚や上場企業に入るのでなく、
サーフィンが好きだから海の近くの企業で働く、もしくはフリーランスで働く
という選択をしたら、企業を選ぶにしても沢山の選択肢はあるだろう。
(余談だが、鎌倉には波が来たら勤務中でもサーフィンに行って来いと言う
会社もあるぞ。
パタゴニア https://mainichi.doda.jp/article/2018/10/01/329.html
https://www.patagonia.jp/home/)
例えば、リアルに話す事が苦手で、メールやチャットの文章なら得意な人はいる。
そういう人は、ITのない時代と比べて働く選択肢は大いに増えたに違いないだろう。
又、リアルにオフィスに集まる必要もなくなったわけだから、
更に加速的に選択肢は増えたはずだ。

わしの親友の茂森勇
https://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n408/n408007.html
話すのも苦手、メールも苦手、チャットも苦手、自分を誰かと特定されることすら嫌。
しかし、絵(いや落書き1つ)だけで世界に課題を定義するバンクシーのような画家もいる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/バンクシー
ピーチクパーチクと能書きばかり言う、どこかの議員より余程幸せだろうし、こちらもそ
う感じる。
選択肢を増やす。
ゲームで言うとアイテムを増やす。
これは、年齢が早ければ早い程いい。しかし、30歳、40歳の人も諦めてる場合ではないぞ。
わしの知り合いの中には、50歳でアメリカの大学でMBAをとって起業した人もいるし、60歳で映画を作った人もいる。
このアイテムを増やすというのは、自分ひとりではなかなかできないし、わからない。
子どもの頃なら、もちろん家族、学校の先生、放課後等デイサービスの先生
子どもの生活に溶け込んでいる人が見つけて、関わる人が共有し、一緒に伸ばす。
アイテムを探すヒントは、生活の中に多く潜んでいる。
通学、学校、食事、料理、洗濯、掃除、旅行、キャンプ、スポーツ、
アイテムを引っ張りだす時の共通の原動力は、当たった壁を壊す(創造力)だ。
それをどんどん重ねて自分の強力なアイテムを沢山持つ。
そして、そのアイテムをスキルに変貌させ、結果選択肢を増やし、働く、生きる、そして
日々多くの幸せを感じる事がおそらく幸せにつながるのだとわしゃ思うのじゃ。
じぃじは神でないからわからんが、みんなが言う幸せの共通項だけは確かな気がするな。
多くの木が幸せを感じれば、勝手に国も幸せになると思うんじゃが。
2021.6月
ーはじめじいじー
両親が全盲。父は音楽の教師、母は特別支援学級の講師で育つ。
21歳でアメリカで会社を3社起業。従業員規模約450人の会社を17年間経営し売却。
その後投資家として、多くの起業家を育成。東証一部上場を果たした企業や、障がい者雇
用促進の会社などがある。
ボラシェアのミッションは、「障がい者が100%働ける世の中を作る」です。悪いけどこれ
も本気です。

 

-最後につぶやき編集後記-
6月に入り、蒸し暑い日が多くなってきましたね。曇りや雨の天気が続くせいか、心身共に不安定な方が多いように感じます。どのようなときに心身に不調が出るのか、どのようにすれば回復するのか、自分の心と体の声に耳を傾けてみる良い機会にしてみてください。
少しずつ県内のコロナ感染者数も減ってきています。マスクを外して家族や友達と気軽に会えるように、気を引き締めて行きたいと思います!

問合せは下記へ
電話:0985-89-0288
メール:support@volashare.com

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