メールマガジン VOL.1
皆さま、こんにちは。ボラシェアの後藤 瑛子です。
皆さまに弊社の活動を知っていただき、障害のある子ども達や大人の“働く”の現場を身近に捉えて、
障がい者の“働く”にさらに関心を持ってもらい、皆さんとその環境を活性化していくために、
今後メールマガジン(回覧板?交換日記?)を発行させていただきます。
末長く宜しくお願い致します。
おかげさまで、宮崎に出張で来始めて3年、移住して2年が経過しました。
弊社が障がい者雇用のコンサルティングをさせていただいている
特例子会社GMOドリームウェーブ(https://recruit.gmo.jp/dreamwave/)は2年5ヶ月、
放課後等デイサービス グッジョブ(https://goodjobs.jp/)はもうすぐ2年、
就労移行支援事業所 ブルーオーシャン(http://volashare.com/blueocean/)は半年が経過しました。
最近は、昼間はあったかく、まだまだ夜が寒いですね。
皆さん、お身体にお気を付けてお過ごしください。
ー最新ニュース&お知らせー
●雇用
東京都の取り組み
・LLPを活用した障害者雇用の促進
簡便に設立できる等、中小企業にとって負担が少ないLLP(有限責任事業組合)を活用した、
国家戦略特区における障害者雇用率算定の特例制度を活用し、中小企業の障害者雇用を促進
「ウィズダイバーシティ有限責任事業組合」(LLP)という事業組合を、
障害者雇用率 算定の特例制度上の「事業協同組合等」としてみなされるよう提案が2019年12月にされました。
都内中小企業の障がい者雇用を促進し、障がい者の自立を支援する動きが進んでいます。
宮崎でも、宮崎ならではの取り組みができればいいですよね。
(言うだけではできません!やりましょう!やります!)
昔に比べて障がい者の働く場所は確かに変化し、増加傾向にありますが
まだまだ、健常者並に稼いでいる人は、障がい者全体の8%程度です。
私達は、障害を持っている人が夢に向かって、生き生きと
働いている当たり前を真剣に実現したいと思っています。
出来る事なら、能力を最大限生かし、一般企業のダイバーシティな
関係の中で働く事が望ましいと思っています。
会社が変われば、社会ももっともっとダイバーシティになると信じています。
その先陣を宮崎から発信したいと強く思っています!
ITの進化と在宅ワークの進化で、オールマイティーな能力より、
今後益々、一点突破の能力を追求される時代になってきます。
これからのトレンドは更に働く、稼ぐ選択肢が増えていくと思われます。
増えている選択肢として
1. 大企業、官庁で働く
(平成30年4月1日より民間企業の法定雇用率は2.0%から2.2%へ、国・地方公共団体等は2.3%から2.5%へ)
オフィス勤務、在宅勤務、時短勤務等働く場所や時間も選択肢が増えています。
2. 特例子会社で働く
全国に486社の特例子会社で、32,518名の障がい者が働いています(2018年6月1日現在)
3. 中小企業で働く
1同様に、オフィス勤務、在宅勤務、時短勤務等働く場所や時間も選択肢が増えています。
4. 一つの能力を磨くことでクラウドワークス等を活用することにより複数の企業より、仕事を得る
→多くの企業と信頼を掴むことにより、定期雇用に結ぶ例も
→複数の業務委託契約を結び、個人事業主、もしくは起業も視野に
5. 親子で同じ場所で就労するという日本初の例も
世の中の障がい者への見方も少しづつでありますが、変化して来ていますよね。
これをチャンスと捉え、是非、飛躍して行ってほしいと願っています。
質問、疑問、相談何なりとご連絡ください。
●放課後等デイサービス グッジョブ
2月はそれぞれの子ども達が自分の特徴と夢をパワーポイントにまとめ、発表するプレゼンテーション会を開催しています。
3月4日(水)は、恒例のグッジョブ保護者会を実施予定。
1年の子ども達の成長ぶりをお伝えしたり、来年度のカリキュラム共有、
後半には昨年大手コーヒーチェーン店の障がい者雇用枠で九州初で就職したグッジョブ卒業生とその保護者に来ていただき、近況報告と座談会を開催します。
定員10名に対して、現在定員に達しておりますが、見学は随時受け入れ、気に入っていただけたら空きが出た際に順にお声がけしています。
●就労移行支援事業所 ブルーオーシャン
昨年8月の開所より6ヶ月が経ち、ブルーオーシャン初の就職者が出ました。
ITエンジニアとして、宮崎で年収580万円というハイクラスでの就職です!
これ東京なら900万円。カリフォルニアだと2000万円です!
そして生活のリズムが作れないことが最大の難点でしたが、 24時間のスケジュールを立てることで、行動ができるというツボを早期に発見。
これまでのキャリアの整理、スキルの整理を行った上で、今後必要になるスキルをブルーオーシャンで集中的に学んでいき、早期就職に結びつきました。
これは全国の就労移行支援にとっても宮崎の障がい者就労の関係者にとっても衝撃的なニュースだと思います。
私達がやろうとしている事の一端でもあり、スタートでもあるのです。
定員20名に対して、現在10名程が通所。見学希望や、体験希望、今なら受け付けています。
ーその他ー
●第2回ドリームスペースセミナーを開催します。
昨秋台風で延期となっていたドリームスペースセミナーを3月28日に開催致します。
*(ドリームスペースとはGMOインターネットのオフィスを無料で提供して頂き、受講料無料でボランティアで当事者達がITを教えるというフリースクールです)
ドリームスペースが主催で年2回セミナーを開催致します。
3月28日(土)13:30~16:15 (開場13:15)
宮日会館10階
3部構成で
1部「障がい者雇用のリアル」、
2部「夢語っていいですか?」ドリームスペースアカデミア第1期生による夢プレゼンテーション、
3部「僕らが皆で宮崎を変えちゃる」宮崎で働く当事者の若者と来場者全員でのディスカッションを予定。
笑い、泣き、勇気、気づき、そして、未来を見てワクワクし次なるアクションに必ず繋がるように
宮崎の成長のために振るってご参加をお待ちしています!
申し込みフォーム
https://eventregist.com/e/FqGYhhquvMQ4
●脳内シャッフルセミナー開催
テーマ:「最上級のインプット、アウトプットとは?」
日時 2月8日(土) 17:00~19:00
場所 ブルーオーシャン
内容:最上級の知識と日本社会を背負う場所で生き抜く若者の最上級と最新のインプットとアウトプットを生で学ぶ場。
講師紹介
ゲスト
法雨 大佑 【京都大学、東京大学院卒 日本製鉄(旧新日鉄住金)
来年度アメリカスタンフォード入学予定 茨城県出身 29歳】
上田 悠久 【東京大学卒 経済産業省 熊本県出身26歳】
コーディネーター
後藤一【株式会社ボラシェア取締役】
参加無料
満員御礼 締め切りました。また次回!
●全盲の両親との奮闘記&今とこれからの障がい者雇用に関する本を出版しました。
2月15日以降 カリーノ宮崎内のツタヤでも販売予定、是非ご覧ください。
「日本国 就職率100%維持(注 障がい者も含む)」(http://www.go-to.jp)
著者:後藤一
●社員紹介
金丸さん Good Jobs指導員
昨春グッジョブの保育士として新卒入社し、今春1年が経とうとしています。
彼女は、いつも笑顔で子ども達の人気者。でも叱るときはきっちり叱って、褒め上手。
趣味は絵を描くこと。子ども達にも得意の絵を活かして、壁一面の黒板に思い思いの絵を描かせたり、ペンタブを使ってのIT創作活動に励んでいます。
この1年で先輩社員から様々なことを吸収し、実務面も急成長、入社1年目ですが、頼れる弊社の自慢社員です。
※次回は、ボラシェアでフルタイムで働く重度障害で難病の平田さんを紹介致します!
お楽しみに。
●募集
社員、アルバイト募集
人手不足^^どなたかご紹介頂けましたら幸いです。
・グッジョブ指導員(保育士、児童指導員)
・ブルーオーシャン支援員(IT系授業講師、ソーシャルスキルや生活全般に関する講師、営業職)
・事務業務全般(事務業務の経験のある方)
●ボランティア募集
グッジョブ、ブルーオーシャン、ドリームスペースで障害のある子どもや大人と接し、
自身の知識や経験を共有してくださる方、また障がい者が働くことに何らか貢献したい方、
どなたでも活動へのご協力お待ちしています!
●ドリームスペース(http://dream-space.site/)
障がいのある子どもがITと生き方を学べる無料フリースクール
GMOドリームウェーブの一角をお借りして、今春より第2期生の授業がスタートします。
授業は無料、10名程度で2週に一度土曜日の午後に開催。4月末から12月の1タームで開催予定。
●ドバイに行きませんか?
弊社でボランティアをしてくれている木下大輔さんがドバイにてパラリンピック出場をかけた車椅子陸上競技に3月上旬に出場します。
3月ドバイに応援に駆けつけられる方、ぜひご連絡お待ちしています。
はじめじいじいの格言
・夢に向かって、一歩一歩、前へ、前へ
・足を動かしてたら、景色は変わる。足を止めたら、景色は同じ
・いやだなあと思ったら幽体離脱。足だけを動かしてみよう
-最後につぶやき編集後記-
宮崎にGMOドリームウェーブ設立準備で出張ベースで来始めて3年。移住から2年とちょっとが経ちました。
猛暑の中県内の支援学校や、支援事業所に、電車やバスで出かけている時に見る、雄大な景色に圧倒されました。
私は海なし県の埼玉の生まれなので、近くに海があるこの宮崎の環境がとても贅沢に感じます。
障がいを持っている当事者や子ども達と一緒に挑戦するのは楽しい事なのですが、
たまに辛いことがあると自転車で海辺へ行き、その壮大な景色を眺めると、
また頑張ろう!という気持ちが湧いてきます。
そして毎日、一心不乱になっていると気づくと2年強が経過していました。
結局、私は宮崎のどこにも行ってないことにふと気づきました。
普段の自転車移動で何気なく見る景色、日曜日に走るマラソンの景色で
十分宮崎に癒されているのですが、ここだけは行っておきなさい!という場所があれば
お顔見た時に教えて頂ければ嬉しいです!
お問合せは下記へお気軽に!
電話:0985-89-0288
担当:後藤、平田